2013年4月23日火曜日

夢を見た。

こないだの日曜日に、亡くなった姪の四十九日の法要を終えました。
四十九日の意味を改めてネットで調べてみたら、亡くなった人が新たに生まれ変わるために、この世に別れを告げる日なのですね。
亡くなってから七日ごとに区切りがあると言いますが、ちょうど三十七日の夜に夢を見た。

いつものようにリビングで寝ていて、夜中にふと目が覚めた。
隣にてつが寝ていて、なぜかその向こうにまた布団が敷かれていて、その布団の上に誰かが起き上がって座っている。
闇の中に薄ぼんやり、半透明な感じの彼女。
斜め向こうに向いて起き上がった状態でうつむいて座り、じっとしている。
横顔が見えているけど、誰なのか判然としない。
だれ?
あんただれ?と言いたいけど声が出ない。
一生懸命声を出そうとして、自分のうなされている声で目が覚めた。
ソファの上から、てつが心配そうにこちらを見ている。

あれは姪?
はっきりしない気分のまま四十九日を迎え、仏壇の写真を見て改めて思った。
あれは、やはり姪だったな。
お別れを言いに来たのだろうか、姪は黙っていた。
三十三年という短い間だったけど、生まれ変わってまた会えるといいなと思う。
どうぞ、しばらくの間、ゆっくり休んで下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿